2025.05.16
THE GATE MOUNTAIN所属のスタッフ・荒井開登(あらい かいと)さんが、半年間の休職期間を活用し、アメリカのロングトレイル「PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)」のスルーハイクに挑戦します。
【 PCTとは?】
PCT(Pacific Crest Trail)は、アメリカの三大ロングトレイルのひとつとされる人気の登山道で、アメリカ大陸西海岸エリアを南北に縦断する全長約4,265kmのルートです。
メキシコ国境からカナダ国境まで、カリフォルニア、オレゴン、ワシントンの3州を貫き、乾燥した砂漠、雪の残る山岳地帯、深い森林といった多彩な自然環境の中を数カ月かけて歩き続けます。
スルーハイク(=最初から最後まで一気に歩き切る)での踏破は、世界中のハイカーにとって憧れの挑戦です。

――――――「なぜ、挑戦するのか?」、荒井さんに伺いました!
「人生は一度きり」だからです。
明日、死んでしまうかもしれない。だったら僕は、できる限り多くの経験をして、いろんな景色を見てから死にたい。

僕は今年で30歳になりますが、これまで一度も地元・福井を離れて暮らしたことがありません。
振り返ると、これまで動いてきた生活圏は半径500キロ程度。地球全体のほんの一部しか知らないという事実に気づかされました。

地球には約195の国があり、陸地の面積は約1億5千万平方キロメートル。円周はおよそ4万キロにも及びます。
そう考えると、僕が今まで知っている場所は、この星の0.1%にも満たない——そんな感覚になります。
これだけ広大な地球という星に生まれてきたのに、それを知らずに終えるのは、どこか“損している”ような気がしたんです。


どうせ生きるなら、自分が生まれた星 “地球” が育んできた自然や生き物はもちろん、人間がつくり上げてきた文化やモノを、できる限り自分の身体で感じて、経験してみたい。
シンプルに、そう思っています。
僕にとってこの挑戦は、「地球を感じたい」という想いに尽きるのかもしれません。

PCTをスルーハイクすれば、地球の円周のおよそ10分の1に相当する距離を、自分の足で歩くことになります。
一度の旅で、これほど“地球の大きさ”を感じられる道は他にそうないと思います。
アメリカのワイルドでスケールの大きな自然、その原野の景色にも心を惹かれていますし、
そうした大地の中で育まれたトレイルカルチャーも、僕にとって最高の経験になると信じています。
カンパネラでは、社員一人ひとりの“本気の挑戦”を全力で応援しています。
「アウトドア人口を増やす」「地方を変える」という私たちの理念は、こうしたリアルな実践によって育まれていくと考えています。
荒井さんの挑戦が、私たちに新たな視点やインスピレーションをもたらしてくれることを、心から楽しみにしています。